2022.10.02 11:41 更新
2022.10.02 取材
いわゆる”解禁モノ”と言えば、これまで解禁初日を見送った自作派の多くが、週末の秋葉原に集結するというパターン。しかし今回はずいぶんと様子が異なり、解禁翌日の10月1日(土)にはすでに購入者はほとんどいない。この状況を複数ショップで取材をしたところ、こんな声が聞かれた。
この状況は通販も同様で、解禁直後の勢いはなく、現在は落ち着いているという。ちなみに、解禁日の一番人気だったRyzen 9 7950Xの在庫はほぼ全てのショップで確認。早々に品切れとなった一部のハイエンドマザーボードの再入荷については、中国が10月1日から7日まで国慶節でお休みのため、早くてもその後の出荷になるとのこと。奇しくも次の新製品であるAMD B650E搭載マザーの発売タイミングとかぶるため「どの程度発注するか悩ましい」(某ショップバイヤー)といった声も聞かれた。
解禁直後はハイエンドから売れていく現象により、すでに10万円前後のマザーボードは在庫が少ない状態に | ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館では、Ryzen 7000シリーズ購入者に後日発売予定のAMD B650E/B650搭載マザーで使える値引き値チケットを配布中 |
最後にキャンペーン終了に伴い、30日付けで価格が従来価格に戻ってしまった「Ryzen 5000」シリーズについて触れておこう。今後の状況を複数の代理店関係者に聞いたところ「おそらく10月中には以前の安い価格に戻すことになる」とのこと。旧モデルを狙っているというユーザーは、値下がりのタイミングをよく見極めてから購入したほうがよさそうだ。
「Ryzen 5000」シリーズの価格は2~3週間ほどで以前の価格まで下がる見込み |