発売時から結構な人気があって、しばらく品切れが続いていた「SFCコントローラー USBゲームパッド化基板」が久しぶりに再入荷してきました。ズバリ“スーパーファミコンのコントローラをUSBゲームパッドに改造できる”というシロモノ。実は作者さんがスーファミのコントローラが大好き、という事情から製品化したアイテムだったりします。

各種部品は全部基板に実装済みなので、工作というほどの作業はありません。別途調達したスーファミの純正コントローラのネジ（5本）を外して、中の基板を差し替えるだけ。精密ドライバーが手元にあれば、誰でも組み立て可能でしょう。あとは普通のUSBゲームパッドとして使えるわけですから、レトロ感あふれるスーファミコントローラで最新ゲームがプレイできるという次第です。

ちなみにスーファミのコントローラはボタン数が少なめなので、B/X/Y/L/Rボタンに2種類のボタンを割り当てる“二重割り当て機能”があります。十字キーにもアナログジョイスティックモードやハットスイッチモード、Z軸/Z回転モードを切り替える機能があったりと、思った以上に多機能なんですよ。

そして発売時と同じように見えて、実はファームウェアが度々更新されています。レトロフリークやCBOXにも使えるようになったりと、レトロ環境への対応が増えたのがトピック。ファームウェアはオープンソースで自由に編集できるので、マクロや連射機能を実装してもOKです。簡単に組んでそのまま使うこともできるし、色々アレンジもできるという、遊びがいのあるアイテムだと思います。

文： 編集部 絵踏 一
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