2022.10.21 01:25 更新
2022.10.21 取材
時刻は21:30。緊張感が走る解禁前の様子をお届けしよう。
開店前のパソコン工房 秋葉原 BUY MORE店(右)とTSUKUMO eX.(左)。事前予約引き渡しの準備が着々と進行中 |
そしてTSUKUMO eX.店舗前の様子。 |
パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店前。事前会計を済ませた人の列ができつつある |
ドスパラ秋葉原本店前 |
22:00の解禁時間を迎え、3店舗では商品の引き渡しがスタート。事前会計により一連の”流れ”はスムーズで、行列も21:50頃から徐々にできはじめ、受け渡しは10分ほどで終了。購入したのは3店舗合計で30名ほどで、その7割がCore i9-13900Kだった。なお各店舗で購入者からの声を聞いた。
今回に限らず、CPU発売イベントに集まる熱心な自作派のお目当ては最上位モデル。例に漏れず、第13世代Intel Coreプロセッサ解禁もCore i9-13900Kに人気が集中した。夜間時間外営業(深夜販売)を実施した3店舗はいずれも予約制で、解禁時間を待たずに既に完売状態。そもそも入荷数が少なく、静かな争奪戦といったところ。
また、最新のIntel Z790チップ搭載マザーボードもハイエンドモデルが解禁日に間に合わず、お目当てのセット購入ができなかったユーザーもいた。話を聞いた自作派のひとりからは「ASUSのROGが欲しかったので、初日に購入できなかったのは残念」といった声も。ちなみに販売されたのは4メーカー計15モデル。前述のハイエンド狙いの一方で、Z790チップ搭載マザーボードは高価だけに、まずはCPUのみを購入し、Z690チップ搭載マザーボードで使うというパターンが意外にも多いという。
一番人気はやはり最上位のCore i9-13900K。同時発売されたCore i7やCore i5購入者も確認できた |
気になるCore i9-13900Kの再入荷状況だが、現場にいた代理店関係者によると、今週の再入荷は無いものの「来週にはかなりまとまった数の入荷がある」とのこと。その頃にはマザーボードの選択肢が増えているかもしれない。初回に購入できなかった人は、じっくり情報収集を行いながら品定めができると前向きに捉えよう。