USB PDトリガーを偽装し、所定の電圧で強制給電が可能

USB PD電源に接続し、所定の電圧を取り出すことができるUSB PDトリガー基板「PDT006」がShigezoneに入荷。中国WITRNの製品で、5～20Vに対応する基板をそれぞれ税込450円で販売している。

USB AC充電器やモバイルバッテリなど、USB PD2.0以上に対応した電源から所定の電圧を取り出すことができる基板。USB PDのトリガーを偽装することで、5V/9V/12V/15V/20Vの電圧を取り出すことを可能にしており、5種類いずれかの電圧で強制給電するUSB PDケーブルを自作できる。

基板はUSB Type-C（オス）コネクタと制御チップ、接点で構成。20V強制給電の20Vトリガーケーブルを自作する場合は、20V用基板を購入する。ショップによれば「基板は外側から仕様が確認できないため、利用時は必ず出力電圧の実測確認をしてほしい。電圧違いによる機器破損はサポートしていない」とのこと。

また、USB PDの規格上電流は5Aまで取り出すことが可能だが、「基板の実装状況にも影響されるため、使用電流値はユーザー側で管理する必要がある」（ショップ）点にも注意。

文： 編集部 絵踏 一
Shigezone： https://www.gdm.or.jp/shop/2020/0712/355326