2022.10.31 14:50 更新
2022.10.31 取材
Cooler Masterのブランド30周年を記念した数量限定フルタワーPCケース「COSMOS INFINITY 30th Anniversary Edition」が発売。各ショップにて税込168,000円で販売が始まっている。
フラッグシップモデル「COSMOS C700M」をベースにした巨大ケースで、高度なCNC加工によるアルミ削り出しを採用し、質感や色味がさらに洗練されている点が特徴。限定モデルとあって高価ながら、「実機を見ると随所に高級感が溢れる作りになっているのが分かる」とはショップ店員談。スポーツカーレベルの塗装技術でカメレオンペイントが施されたハンドルバーの仕上がりについては「一見の価値あり」と高く評価する声が多かった。
ちなみにこの手の超大型PCケースは「とにかく大きなケースが欲しい」という客層に確実な需要があるようで、同クラスのサイズをもつ製品については意外なほど問い合わせがあるのだとか。実際、「COSMOS INFINITY 30th Anniversary Edition」も取材時点で早々に販売済みというショップがあった。
合計で7基の冷却ファンを搭載可能なほか、水冷ラジエーターはフロントとトップにそれぞれ420/360mmサイズをマウントできる。グラフィックスカードは最大490mmをサポートし、製品にはPCI Express 4.0対応のライザーケーブルも付属。フォームファクタは最大E-ATXに対応する。
その他詳細な仕様については、こちらのプレスリリースを参照のこと。なお、重量は梱包状態で30.6Kgと非常に重いため、持ち帰りはほぼ不可能なレベル。「ケース単体でも約25.8kgあり、DIY水冷を組み込んだ場合などは50kg近い重量になるのでは」(ショップ)という声もあった。
製品はシリアルナンバー入りで、パソコンSHOPアーク、オリオスペック、TSUKUMO eX.にて販売中。オリオスペックでは、当面の間サンプル機を展示予定という。
文: 編集部 絵踏 一/取材:Tawashi
Cooler Master Technology: https://www.coolermaster.com/jp/