2022.11.02 11:00 更新
2022.11.02 取材
ASUS JAPAN株式会社(本社:東京都千代田区)は2022年11月2日、ジンバルモジュールを内蔵したコンパクトサイズのフラッグシップスマートフォン「Zenfone 9」を発表した。11月4日(金)に発売予定で、価格は税込99,800円から。
「Zenfone 8」の後継にあたるスマートフォンで、70mmに収まる横幅(68.1mm)にサイズを抑えつつ全体的に小型化。さらに優れた片手での操作性と、5.9インチ画面による見やすさのバランスを追求した。Snapdragon 8+ Gen 1を搭載する、最上級クラスのハイスペックも特徴とする。
また、5,000万画素広角+1,250万画素超広角の2眼カメラを構成する広角メインカメラには、ASUSスマートフォンとして初めて6軸ジンバルモジュールを内蔵。モジュールが手ブレを吸収することで、ジンバルスタビライザーなどのアクセサリを使用することなく、手持ちのままブレや揺れの少ない滑らかな動画・静止画撮影が行える。
超広角カメラも4cmまでの接写が可能で、2つのカメラを使い分けることでより幅広い撮影シーンに対応する。
ディスプレイはリフレッシュレート120Hz/応答速度1ms、HDR10+およびコントラスト比100万:1に対応する5.9インチ有機EL(2,400×1,080ドット)を搭載。時刻やバッテリ残量などを常時表示する「Always-on Panel」機能も備える。
プロセッサは前述の通りQualcommの最上位SoCであるSnapdragon 8+ Gen 1で、メモリは最大16GB、ストレージは最大256GBを内蔵。バッテリ容量は4,300mAhで、駆動時間は約11.5~13.5時間とされる。搭載OSはAndroid 12ベースのZenUI。
そのほか、ボディはIP65/IP68準拠の防水・防塵仕様で、おサイフケータイ機能にも対応。側面には指紋センサー内蔵のスマートキー「Zen Touch」を内蔵、2回押し・長押しやスワイプ操作に機能を割り当てることができる。また、背面をダブルタップしてスクリーンショット取得やカメラ起動が行える機能も備える。
オーディオ面では192kHz/24bitまでのハイレゾ音源に対応するほか、3.5mmイヤホンジャックおよび「そのままプレイヤーとして使える」という高音質が特徴のステレオスピーカーを内蔵している。
外形寸法は幅68.1mm、奥行き146.5mm、厚み9.1mm、重量169g。詳細については、こちらのグローバルリリースも合わせて参照のこと。
市場想定売価は、16GB+256GBモデルが税込129,800円、8GB+256GBモデルは税込112,800円、8GB+128GBモデルは税込99,800円。カラーバリエーションは、16GB+256GBモデルはミッドナイトブラックのみ。8GB+256GBモデルはミッドナイトブラック/ムーンライトホワイトの2色、8GB+128GBモデルはミッドナイトブラック/スターリーブルー/サンセットレッド/ムーンライトホワイトの4色をラインナップする。
バックパックに「Zenfone 9」を固定できる「Zenfone 9 Smart Backpack Mount」など、各種専用アクセサリも11月4日より発売される |
文: 編集部 絵踏 一
ASUS JAPAN株式会社: https://www.asus.com/jp/