ギリギリまで表示できる狭額縁仕様。一般的な描画ライブラリが使用可

コンパクトな円形ディスプレイの工作キット「1.28インチラウンド液晶 with XIAO RP2040」がShigezoneに入荷している。開発・製造はウルカテクノロジーで、販売価格は税込4,800円。

1.28型サイズのコンパクトな液晶ディスプレイを動作させるための工作キット。液晶モジュールに加えて制御用のマイコンとして「XIAO RP2040」が付属し、これらをはんだ付け作業で組み立てることで、USB Type-C接続の小型液晶ディスプレイが出来上がる。

ディスプレイ解像度は240×240ドット。スマートウォッチのフェイスのような円形デザインになっており、ショップによれば「こうした格安液晶では珍しく、かなりの狭額縁仕様になっている」とのこと。

この手のキットで広く利用されている描画ライブラリ「LovyanGFX」での動作を確認済みで、扱いやすさも特徴。ウォッチに活用する以外にも、ロボットの頭部に取り付けて好みのフェイスを表示させるなど、アイデア次第で幅広い運用が可能だ。

なお、組み立てについては「表面実装部品を含むため、はんだ付け作業は中級者向け」（ショップ）とのこと。

文： 編集部 絵踏 一
Shigezone： https://www.gdm.or.jp/shop/2020/0712/355326