2022.11.13 12:00 更新
2022.11.13 取材
次に、今後発売される予定のミドルレンジ「SETA」およびエントリークラス「FARA」の注目PCケースをまとめてご紹介しよう。いずれも売価は1万円前後が想定され、中には年内に発売される製品も確認できた。年末年始、新規にPCを組もうと考えているなら、選択肢のひとつに加えてもいいだろう。
近頃では珍しく、5.25インチオープンベイを4段備えるスチール製のミドルタワーPCケース。ストレージ収納力を重視した設計で、SilverStoneが展開するストレージ機器と組み合わせることで、設計のコンセプトがより明確になる。なおフロント面はストレージに変わり、冷却ファンで埋め尽くす事も可能。多様なレイアウトはユーザーが任意で選択できるというワケだ。なお発売は2023年の前半が予定されている。
SilverStone SETA D1 |
フロントパネル部にARGBファン3基を標準装備させた「FARA 511Z」「FARA 512Z」。両者はパネルデザイン違いの兄弟モデルで、いずれも年内の発売を予定。想定売価は12,000円前後になる見込み。
製品コンセプトは奥行き422.3mmのナローボディ。前後の距離を短くすることで、フロント吸気とリア排気のエアフロー速度が向上。PCケース自体の冷却性能にポイントを置いた。
SilverStone「FARA 511Z」「FARA 512Z」 |
5.25インチオープンベイとメッシュフロントパネルを組み合わせた「FARA 513」もミドルタワーPCケースの新作。比較的スッキリしたデザインは、国内市場でも受けそう。有効スペースはグラフィックスカードが最大380mmまで、CPUクーラーは高さ162mmまで。発売は年内を予定しており、想定売価は1万円前後とのこと。
SilverStone「FARA 513」 |
フロントメッシュパネルを備えるのは、ミニタワーPCケースの新作「FARA 312Z」。前面には120mm x3または140mm x2基の冷却ファンが搭載可能。コンパクトながらトップ部には280mmサイズラジエーターが搭載できる。発売は年内を予定し、想定売価は税込1万円前後。
SilverStone「FARA 312Z」 |