2022.11.18 16:47 更新
2022.11.18 取材
最新機能を可能な限り詰め込み、最新パーツの性能を余すことなく引き出すことができるという、MSIのIntel Z790最上位ゲーミングマザーボード「MEG Z790 GODLIKE」の発売が開始された。
E-ATXフォームファクタに対応する大型モデルで、電源回路には105A SPSによる26+2フェーズにおよぶ大規模な電源回路を搭載。またウェーブフィンヒートシンクとアルミニウムカバー一体型のヒートシンクを2本のU字型ヒートパイプで接続した大規模な冷却機構や、サーバーグレードの8層PCBを組み合わせることで、放熱性能を強化している。
さらにシステムのモニタリングや表示内容のカスタマイズができるタッチ対応4.5インチフルカラーIPS液晶ディスプレイ「M-Vision Dashboard」や、Marvell AQC113CS-B1-Cによる10ギガビットLAN、Intel 2.5ギガビットLAN、Wi-Fi 6Eのネットワーク機能、ESS ES9280AQを搭載するオーディオ回路、計7基のM.2スロット、最大8Kディスプレイに対応するThunderbolt 4を搭載するなど、機能面も申し分のない仕上がりだ。
ただし、その分価格も税込199,980円と非常に高価。マザーボードだけで「PCが1台組めてしまう価格」に驚きを隠せない店員もいた。またフォームファクタがE-ATXになるため、購入を検討している場合は必ずPCケースの対応を確認して欲しいとのこと。
また同じくMSIのハイエンドゲーミング「MEG」シリーズから「MEG Z790 ACE」も同時発売。「M-Vision Dashboard」や10ギガビットLANなどは省略されているものの、拡張性は十分。価格も税込119,280円と約8万円安いことから、Intel Z790チップセットのハイエンドマザーボードとしてはこちらのほうが現実的ではという声も聞かれた。
いずれも販売ショップはパソコンSHOPアーク、オリオスペック、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店。なお詳細についてはこちらのプレスリリースをあわせて参照のこと。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/取材:Tawashi
エムエスアイコンピュータージャパン株式会社: https://jp.msi.com/