2022.12.09 10:35 更新
2022.12.09 取材
“宇宙からの帰還”をイメージしたというユニークな「クアッドキャビン」構造を採用する、Deepcool Industries(本社:中国 北京)の大型PCケース「QUADSTELLAR INFINITY」の発売が開始された。
2018年に登場した「QUADSTELLAR」の後継モデルで、Deepcoolロゴを配した中央部分を軸に、主要コンポーネントを4つのキャビンに分散して配置することで熱源を分離。さらに各キャビンのフロント部分は手動で開閉ができ、エアフローを強化することができる。
「ASK★FES 2022」でも注目されていた巨大PCケースが遂に発売開始 |
また側面の6ヶ所には強化ガラスパネルを採用し、各ブロックに実装したPCパーツを美しく魅せることができる他、フロントには4本のRGB LEDストリップを備える。
そして優れた拡張性も特徴で、冷却ファンはフロントが120mm×5、サイドが120mm×9、リアが120mm×1、拡張スロットは8+6段で、グラフィックスカードは長さ380mm、電源ユニットは奥行き210mm、CPUクーラーは全高135mmまで搭載可能。マザーボードのフォームファクタはE-ATX、ATX、MicroATX、Mini-ITXをサポートする。
その分本体サイズも幅487mm、奥行き540mm、高さ494mmとかなり大型。加えて重量も本体だけで14.3kgあるため、店員からはPCパーツ組み込み後の重さには注意して欲しいとの声も聞かれた。
取材時点で販売を確認したのはドスパラ 秋葉原本店とパソコン工房 秋葉原 BUY MORE店で、いずれもサンプルを展示中。なおパソコン工房 秋葉原 BUY MORE店では、受注後代理店からの発送になるとのこと。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/取材:Tawashi
Deepcool Industries: https://jp.deepcool.com/