6GHz動作の「SPECIAL EDITION」

昨日お伝えしたの通り”新CPU”こと第13世代Intel Coreプロセッサの最上位モデル「Core i9-13900KS」の販売が12日(木)23時に解禁。パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店では恒例のやや深夜販売が行われたほか、13日(金)からは他のショップでも一斉に販売がスタートしている。

Core i9-13900KSは、Pコアが8コア/16スレッド、Eコアが16コアでMTP（Maximum Turbo Power）は253WとCore i9-13900Kと同じながら、TVB（Thermal Velocity Boost）時における6GHz動作を実現するIntel最速のCPU。なお、PBP（Processor Base Power）は125W→150Wと25Wほど高い。

販売価格は123,800円。従来の最上位だったCore i9-13900K(91,980円)よりも約3.2万円ほど高い“プレミアム”な製品となっている。なお、当初は数量限定としていたが、複数ショップによると「Core i9-12900KS」と同じく通常ラインナップとして継続販売される予定とのこと。初回入荷分が少ないため一時的に完売となる可能性はあるものの、入手性は当初想定から”実質改善”といったところ。

やや深夜販売の単独開催となったパソコン工房 秋葉原 BUY MORE店。GeForce RTX 4090の時にも並んでいた常連さん2名が購入していくのを確認

入荷を確認したのは、パソコンショップアーク、オリオスペック、ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館、ドスパラ秋葉原本店、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.。

「Core i9-13900KS」を組み合わせるハイエンドマザーとなると意外とラインナップが少ない。ASRock「Z790 Taichi」シリーズや本日発売されているGIGABYTEのOC向け「Z790 AORUS TACHYON」などが有力候補

文： 編集部 Tawashi
Intel Corporation： https://www.intel.co.jp/