2023.01.26 09:42 更新
2023.01.25 取材
アビーブランドから、アルミニウム製ミニタワーの新モデル「AS Enclosure M19」が登場。本日26日より販売が開始される。
販売するのはツクモパソコン本店(評価サンプル展示中)およびTSUKUMO.eXで、カラーはシルバー(型番:ASE-M19-SV)とブルー(型番:ASE-M19-BL)の2色展開。気になる店頭売価は税込各43,800円。
往年のアビーデザインらしさを感じさせる外観デザイン。販売店からは「正直なところ高い」といった声も |
主素材アルミニウム、副素材ABS樹脂のコンパクトな筐体は、MicroATX規格に対応。フロントパネルは左右非対称デザインで、トップパネルはブラック、シャーシはガンメタリックと、配色にも意図が感じられる。また腐食を防止するアルマイト加工はもとより、質感を演出するショットブラスト仕上げとし、素材の特性を生かした。
対応電源規格はSFX/SFX-Lで、これをフロントパネル裏手にマウント。内部中継ケーブルで背面に引き回し、リア上段左手に電源ケーブル用のインレットを設けた。この手の設計は小型PCケースでの採用例が多く、限られた内部空間を広く使おうという意図が感じられる。一方で前面に冷却ファンが搭載できない点はデメリットと言えよう。
なおグラフィックスカードは長さ300mmまでの制限付きで、ハイエンド志向の製品を搭載する際には事前チェックが必須。ドライブベイは3.5インチシャドウベイx1(2.5インチまたは冷却ファン排他)、2.5インチシャドウベイx4(ボトムは3.5または冷却ファン排他)。冷却ファンはトップ120mmx2、リア80mmx2、ボトム80mmx3(3.5/2.5インチシャドウベイ排他)で、いずれもオプション扱い。CPUクーラー有効スペースは高さ133mmまで。ラジエーターはトップ部に120/240mmサイズが搭載できる。
外形寸法は幅162mm、奥行き348mm、高さ340mm、重量約4.1kg。
文: 編集部 松枝 清顕/取材・撮影:Tawashi
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