従来モデルから冷却性能と静音性が向上

株式会社アイネックス（本社：東京都西東京市）から、ID-COOLINGブランドの新型サイドフローCPUクーラー「SE-224-XTS」の発売が開始された。

お手頃なLGA1700用CPUクーラーとして人気の「SE-224-XTA」の後継モデルで、フィン枚数を増やしたことで対応TDPは180Wから220Wへと向上。また扱いやすいスリムヒートシンクで高さも控えめなことから、ライバルの多い価格帯ながらショップ店員の注目度も高い。また実際にどの程度冷却性能が変わっているのか気になるという声も多く聞かれた。

ヒートパイプはφ6mm×4本で、ベースプレートにはダイレクトタッチ方式で実装。冷却ファンは120mmサイズで、回転数は600±200～1,500rpm±10％、最大風量70.0CFM、最大静圧2.15mmH2O、最大ノイズレベルは28.9dBAとされ、従来の32.5dBAからは2.6dBA低下している。

奥行きだけでなく、高さも控えめなID-COOLING「SE-224-XTS」。タワー型のPCケースであればほぼ干渉することなく使用することができるはずだ

本体サイズは幅120mm、奥行き75mm、高さ151mm、重量650g。対応プラットフォームはIntel LGA1700/1200/115x、AMD Socket AM5/4。なお取材時点で販売を確認したのはパソコンSHOPアーク、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店で、価格は税込3,980円前後。

文： 編集部 池西 樹/取材・撮影：Tawashi
株式会社アイネックス： http://www.ainex.jp/