2023.02.23 11:30 更新
2023.02.23 取材
毎日アキバでごはんを食べているショップ店員に、イチオシのお店を教えてもらう「秋葉原のおいしいごはん」。今回は、オリオスペックの松澤さんがほぼ毎日通っているという「麺屋 睡蓮」に行ってきます。
なんと年間で昼夜合わせて軽く400回以上はこのお店で食べているという同氏、ここまでくると身体の何分の一かは睡蓮の麺で出来ていそうな気がしますね。場所は神田明神の向こう側と、もはや秋葉原とはいえないエリアではありますが、オリオスペックからは10分かからず通えるのだとか。ピークタイムには決まって行列ができる、界隈の超人気店です。
来店時は夜のラストオーダーにギリギリといったタイミングでしたが、席はほぼ埋まった状態でした。早速入り口の券売機で食券を購入、トッピング全部入りな「特製つけめん」を注文します。盛りごとに値段が違っていて1,230~1,400円、今回は中盛(300g)をオーダーしたので会計は1,350円でした。
丁寧な接客が印象的なご店主に食券を手渡して、席についてから15分くらい待ったでしょうか。待望の「特製つけめん」が運ばれてきます。チャーシュー3枚に味玉、海苔3枚というトッピングで、笹切りのネギがたっぷり入ったスープはアツアツ。これは美味しそうだ。
スープは主張しすぎない魚介系に鶏豚系が合わさったような、濃いめながら甘さを感じる柔らかい口当たり。中太ストレートの麺は、しっかりコシがありつつもっちりした食感で、スープとの相性が抜群に良いですね。秋葉原界隈にもつけ麺屋はたくさんありますが、文句なしにトップクラスの味だと思います。確かに、年400回通っても絶対飽きませんね。
チャーシューもしっとり柔らかで肉の旨味も満点、総じて丁寧で完成度が高いという印象です。さらに食べ終わってスープ割りをお願いすると、量を調整した上で柚子とネギを散らして、別な一品のように出してくれるという細やかさ。大満足で完食でした。
なお、このお店はこだわりの日本酒を提供してくれることでも知られていて、デザートにピッタリな杏仁豆腐も名物。松澤さんいわく、つけ麺だけでなく生姜ラーメンも極めて美味とのこと。ぜひ近い内に再訪したいですね。
麺屋 睡蓮 所在地:東京都文京区湯島2-2-1 東邦深澤ビル1階 営業時間 月~金11:00~15:00/18:00~20:00 土11:00~15:00 日祝定休 |
文: 編集部 絵踏 一
麺屋 睡蓮: https://twitter.com/_suirenyushima