2023.03.02 12:20 更新
2023.03.02 取材
ロジックICで動作する自作CPUの組み立てキット「ロジックICで創る自作CPU組み立てキットTTM8」がビット・トレード・ワンから3月3日に発売。Shigezoneにて実機展示と予約販売が始まっている。なお同店では発売記念特価として、キットのみを税込27,500円、解説書籍同梱版を税込29,500円で販売(3月3日以降予告なく終了)する。
44個のロジックICを組み合わせ、8bit CPUを組み立てることができる電子工作キット。はんだ付け工作により、100個以上のLEDや16進数キーパッドなどを備えた、最大64命令を構成できる8bit CPUが完成する。ブラックボックスなしの純粋な回路構成のため、CPUの仕組みを初歩から学ぶことが可能だ。
また、ユーザーデータの格納やサブルーチンコールが可能な32バイトスタックを搭載するほか、自由に拡張I/Oを増設できる点も特徴。ユーザーが製作した拡張基板を増設し、「TTM8」で制御するといった使い方も想定されている。
完成した自作PCにはプログラム入力用の16進数キーパッドのほか、クロック切替スライドやクロック周波数切り替えピンヘッダ、手動クロック・リセットボタン、低周波クロック調整ボリュームなどを搭載。ショップによれば「一般的なはんだ付けの技量があれば、5~6時間で出来上がる」とのこと。「歯ごたえのある電子工作・組み立て」(メーカー)が楽しめる。店頭では組み立てから活用法までを網羅した解説本の立ち読みも可能。
なお、電源には1A以上のUSB-ACアダプタやモバイルバッテリ、接続用のUSB Bケーブルが必要になる。
文: 編集部 絵踏 一
Shigezone: https://www.gdm.or.jp/shop/2020/0712/355326