2023.03.10 10:03 更新
2023.03.10 取材
Intel Corporation(本社:アメリカ カリフォルニア州)の最新ワークステーション向けCPU「Xeon W-2400」シリーズの販売が複数ショップで開始されている。
開発コード名“Sapphire Rapids”とされるCPUで、64レーンのPCI Express 5.0と4chのDDR5-4800 RDIMMに対応。またWi-Fi 6Eや、エンタープライズ向けの管理機能「Intel vPro Enterprise Technology」、AI処理を高速化する「第3世代Intel Deep Learning Boost」などの最新機能を搭載する。
さらにワークステーション向けモデルながら、CPUのオーバークロックや、DDR5 XMP 3.0 RDIMMによるメモリのオーバークロックに対応しているのも大きな特徴だ。
パッケージにもCPUのオーバークロック対応を謳う「UNLOCKED」の文字が印刷されている |
今回発売が開始されたのは24コア/48スレッドのXeon w7-2495Xを筆頭に以下の4モデルで、販売ショップはパソコンSHOPアーク(Xeon W7-2495Xのみ在庫)、オリオスペック(Xeon W7-2495Xのみ在庫)、ツクモパソコン本店。
Xeon w7-2495X | Xeon w7-2475X |
Xeon w5-2465X | Xeon w5-2455X |
CPUソケットはLGA4677で、対応マザーボードは3月上旬にSupermicroから「X13SWA-TF」が発売されているが、現時点で再入荷の予定はなし。またCPUクーラーについても今のところほとんど情報がなく、各店舗ともCPUのみを販売している状態だ。
なおショップの担当者によれば、後日販売が予定されている上位モデル「Xeon W-3400」シリーズが入荷する頃には、マザーボードなどの状況も改善しているだろうとのこと。
文: 編集部 池西 樹/取材・撮影:Tawashi
Intel Corporation: https://www.intel.com/