2023.03.17 12:20 更新
2023.03.17 取材
初期型スーパーファミコンを高画質化できる改造基板「SHVC Video Improvement Kit v1.0」が家電のケンちゃんに入荷。技術系サークル「モフ電子」による同人ハードウェアで、税込1,880円で販売されている。
スーパーファミコンの初期型(本体裏がすべてゴム足のタイプ)に組み込み、映像を鮮明化するための改造基板。後期型のいわゆる“1Chipスーパーファミコン”またはスーパーファミコンジュニアと同等の画質になるとされ、ショップによると組み込み後は「細部の滲みが解消されてシャープな映像になった」とのこと。
1Chipスーパーファミコン(およびジュニア)は製造数が少なく中古流通品も高価なことで知られているが、安価な初期型をベースに高画質化が狙える点は大きなメリットと言える。
初期型スーパーファミコン(未改造)の基板 |
ただし改造はやや難易度が高く、「PPUの足を上げてはんだ付け、部品の除去などを行う」(ショップ)ため、失敗した場合は本体を破損してしまう点には注意が必要だ。
なお製品には、部品実装済みの基板、ダイオード×1、ワイヤー×3が同梱されている。
文: 編集部 絵踏 一
家電のケンちゃん: https://www.gdm.or.jp/shop/2017/0101/193926