2023.03.29 14:43 更新
2023.03.29 取材
Astell&Kernブランドのアナログポータブルアンプ「AK PA10」(型番:IRV-AK-PA10)が発売。e☆イヤホン秋葉原店本館にて販売が始まっている。店頭価格は税込80,980円。
これまでAstell&Kernが培ってきたアンプ回路設計技術のノウハウを活用した、Class-A(A級動作)アナログアンプを初導入したポータブルアンプ。優れたリニア出力と歪みや欠陥のない信号を増幅することによる、柔らかく暖かい自然な音を再生できる。
本来は消費電力の大きさからポータブル機への搭載が難しいところ、主要回路を一体化した独自の回路設計「TERATON ALPHA」により、ノイズを除去しつつ省電力化に成功したという。ショップによれば「ピュアで柔らかく鮮明なサウンドで、心地よくリスニングに没入できる」「特に生音の楽器や声を聴く場合と相性がいい」とのこと。
また、様々なヘッドホンやIEMに合わせて電流を調整できる3段階の「Class-Aカレントコントロール」、バランス出力時最大6.2Vrmsの「2段階ゲインコントロール」、スピーカーに近い音像を再現するハードウェア・クロスフィード機能を搭載。独立したアナログボリュームも備えている。
接続インターフェイスは、アナログ入力とヘッドホン出力ともにアンバランス3.5mm(3極)とバランス4.4mm(5極)を搭載。ただし3.5mm入力時は3.5mm出力、4.4mm入力時は4.4mm出力のみ利用できる。バッテリライフはClass-Aアンプではトップクラスの最大12時間。
文: 編集部 絵踏 一
e☆イヤホン秋葉原店本館: https://www.gdm.or.jp/crew/2021/0422/389607