2023.04.14 12:37 更新
2023.04.14 取材
往年の携帯ゲーム機であるゲームギアを据え置き仕様に改造できる「GGHDコンソライザキット」が家電のケンちゃんに入荷している。海外直輸入のハードウェアで、販売価格は税込35,800円。中間フレームの色の違いで「ブラック」と「濃いグレー」、「グレー」の3つのバリエーションがある。
携帯ゲーム機のゲームギアを“据え置き型のゲーム機”に改造できる、海外製の改造キット。ゲームギアの画面出力や操作などの制御を乗っ取り、HDMIの画面出力とメガドラパッドでの操作を可能にする。電源はUSB Type-Cで、5V/1.5A程度の給電が必要。
据え置き化したゲームギアは、OSDメニュー(スタート+Cで呼び出し)を利用して各種設定の変更が可能。解像度を480p/720p/1,080iから選択できるほか、アスペクト比の変更、さらにドット表示のモードを切り替えたり、走査線を追加したりといった設定項目が用意されている。
なお、改造にあたってオリジナルの液晶モジュールを取り外す必要があることから、「ゲームが動作して音が鳴っているが、液晶画面が駄目なGG」が改造ベースに適しているとのこと。また、ショップによれば「ややアクロバットな工作が要求される箇所がある」とのことで、中級者以上のはんだ付け技術が必要とされる。
そのほか、製品は入荷時に同店スタッフにより全品通電テスト済みでの販売になる。ただし3Dプリンタ製の専用ケースについては「あまり精度がよくないため、電源ボタンの穴やケースエッジの処理、噛み合わせなど若干の修正・加工が必要な場合がある」(ショップ)としている。
文: 編集部 絵踏 一
家電のケンちゃん: https://www.gdm.or.jp/shop/2017/0101/193926