Dr.MOSによる計11フェーズ電源回路を搭載

AMD B650チップセット搭載モデルでは最安クラスとなるSocket AM5マザーボード「B650M-HDV/M.2」がASRock Incorporation（本社：台湾）から発売開始。価格は税込23,980円。

ASRockのエントリークラス「HDV」シリーズの製品ながら、電源回路には50A Dr.MOSによる8+2+1フェーズデジタル電源回路を搭載。また安定した信号トレースと電力供給を可能にする2オンス銅箔層を備えたPCBを採用しており、高負荷時の温度を抑えることができるという。

主なスペックはメモリスロットがDDR5-6400+×2（最大64GB）、ストレージはBlazing M.2×1、Hyper M.2×1、SATA 3.0×4、拡張スロットはPCI Express 4.0(x16)×1、PCI Express 4.0(x4/x16形状)×1、PCI Express 4.0(x1)×1。

ネットワークは高速・低レイテンシなDragon 2.5ギガビットLANで、Nahimicオーディオにも対応するため、本日発売が開始されたRyzen 7 7800X3Dと組み合わせて、コストを抑えたゲーミングPCを構築してみるのも面白い。

フォームファクタはMicroATX、本体サイズは244×226mm、対応OSはWindows 10/11で、無線LAN機能は非搭載。ただし、ワイヤレスモジュール用のM.2 2230スロットが用意されているため、あとから増設はできる。

Intel B760チップセットを採用するMicroATXマザーボード「B760M Pro RS」も発売。ちなみに価格はいずれも23,980円

またIntel B760Mチップセットを採用する低価格なMicroATXマザーボード「B760M Pro RS」についても同時に発売が開始されている。

文： 編集部 池西 樹/取材・撮影：ウエムラ
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