2023.04.26 00:00 更新
2023.04.26 取材
「Pixel」と聞けばスマートフォンを連想するところですが、今回チェックしていくアイテムはメカニカルキーボード。しかも全身がレゴ互換のブロックで構成されているという、遊び心あふれるキーボードなんです。
昨年末にKickstarterにて海外クラファンが展開されていた製品で、その際は80万ドル以上の資金を調達してプロジェクト大成功。それがこの度、クリエイターのMelGeekによる国内クラファンがCAMPFIREで始まったという次第です。なかなか楽しめそうなシロモノですね。
最大の特徴は、キーボード全体にレゴ互換のブロックを取り付け可能な“全身レゴ”仕様。トップフレームはもちろんフレーム裏面も、さらにはキーキャップまでブロックになっているというから驚きです。もっともブロック状のスペースに広いエリアを占められていることから、テンキーレスなのに下手なフルサイズ以上のビッグサイズになっているのはご愛嬌。
その分全身を使って存分にデコレーションが楽しめるわけで、仕上がりにはセンスが問われます。スマホスタンドを作ったりといった実用的なアレンジから、なんとミニ花壇を構築したりといった遊び方も。まさに何でもありですね。
ちなみに搭載されているのはホットスワップに対応したKailh製のスイッチ。オリジナルっぽい名称がついた、リニアタイプの「Kailh Pixel L」(押下圧40gf/アクチュエーション1.80mm)とタクタイルタイプ「Kailh Pixel T」(45gf/2.0mm)の2種類から選べます。
スイッチを取り付けるプレートを柔軟性のある素材で挟み込むガスケットマウントが採用され、打鍵時の余分な反響も抑える仕様。接続インターフェイスはBluetooth 5.2と2.4GHzワイヤレス、USB有線接続の3-Wayに対応しており、最大8台のデバイスに接続して切り替えながら使えます。
さてそんな「Pixel」は、プロジェクト終了まであと30日ほど。出資額は19%の超早割が適用された30,057円からのプランが用意されています。チルトスタンドまでブロックで構築するといった突き抜けたコンセプトですから、レゴ好きなキーボードマニアにはたまらないオモチャになりそうですね。
文: 編集部 絵踏 一
CAMPFIRE: https://camp-fire.jp/