2023.05.03 11:42 更新
2023.05.03 取材
ドイツ生まれのDan Casesが手掛けるMini-ITXケース「C4-SFX v1」のサンプルが、5月11日(木)の発売を前にTSUKUMO eX.に入荷。カラーはシルバーだが、バリエーションのブラックについてはオリオスペックに入荷している。販売価格は税込36,980円。
既存モデル「A4-SFX」シリーズの後継モデルにあたる「C4-SFX v1」最大の特徴は、最大3.9スロット、長さ336mmまでグラフィックスカードが搭載できる点。手持ちでサンプルを持ち込んできた正規代理店ディラックの担当S氏によると「背面スロットは3基ながら天板方向にスペースを確保しているため、3スロ以上で長さ336mmまでのGeForce RTX 40シリーズが搭載できる」という。
ASUS製などGeForce RTX 4080/4090の一部モデルでは340mmを越えるものも少なくないが、それでも搭載可能なGeForce RTX 40シリーズは多い |
また、内部構造を見直すことで、空冷クーラーも全高145mmまでサポートする点もウリ。トップフローではなく、よりパワフルなサイドフロータイプのCPUクーラーが搭載できるという。なお、ラジエーターはトップに280mmサイズまでが搭載可能。
全高145mmのNoctua「NH-D12L」も搭載できるかもしれない(未確認) |
そのほか、本体サイズは幅216mm、奥行き398mm、高さ311mm、重量4.8kg。冷却ファンはトップ120/140mm×2、サイド120/140mm×2、リア80/92mm×1でいずれもオプション扱い。ドライブベイは2.5インチシャドウベイ×2。電源ユニットはSFX/SFX-L規格に対応する。TSUKUMO eX.とオリオスペックでは予約を受け付け中。
ボトム部分は全体が”ゴム足”状態。設置面からの高さを確保し、エアフロー効果が得られる構造 |
文: 編集部 Tawashi
株式会社ディラック: http://www.dirac.co.jp/
Dan Cases: https://www.dan-cases.com/