質実剛健なAMD X670E「MAG X670E TOMAHAWK WIFI」も発売

Ryzen 7000シリーズに対応しながら税込13,580円という低価格を実現し、先日のプレスリリースでも注目を集めた、MSIのMicroATXマザーボード「PRO A620M-E」の発売が開始された。

MSIのスタンダード向け「PRO」シリーズに属する製品で、チップセットにはAMD A620を採用。電源回路は最近の製品では珍しいヒートシンクレス仕様ながら、フェーズ数に対して固体コンデンサ数が多く実装されており、店員からはミドルレンジクラスのCPUとの組み合わせであれば安定性にも期待ができそうだとの声が聞かれた。

主なスペックはメモリスロットがDDR5-6000+×2（最大96GB）、ストレージはSATA 3.0×4、M.2（PCI Express 4.0）×1、拡張スロットはPCI Express 4.0(x16)×1、PCI Express 3.0(x1)×1。ネットワークはRealtek RTL8111HによるギガビットLANで、ディスプレイ出力はHDMI×1、D-Sub×1を備える。

MAG X670E TOMAHAWK WIFI

またブラックを基調にした質実剛健なデザインが人気の「TOMAHAWK」シリーズから、AMD X670Eチップセットを採用するATXマザーボード「MAG X670E TOMAHAWK WIFI」も発売開始。

主なスペックは電源回路が80A SPSによる14+2+1フェーズで、メモリスロットはDDR5-6000+×4（最大192GB）、ストレージはSATA 3.0×4、M.2（PCI Express 5.0）×1、M.2（PCI Express 4.0）×3で、下段のM.2スロットのみヒートシンクレスな点には注意が必要だ。

その他、拡張スロットはPCI Express 5.0(x16)×1、PCI Express 4.0(x4/x16形状)×1、PCI Express 4.0(x2/x16形状)×1、PCI Express 3.0(x1)×1。ネットワークはRealtek RTL8125BGによる2.5ギガビットLAN、AMD Wi-Fi 6E+Bluetooth 5.3、ディスプレイ出力はHDMI×1、DisplayPort×1、USB Type-C（Display ALT Mode）×1を備える。

文： 編集部 池西 樹/取材・撮影：ウエムラ
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