2023.05.22 11:07 更新
2023.05.22 取材
「MSX0」でUSBキーボード・ゲームパッドを使用可能にする「MSX0 USB-Keyboard MBUS Stack」が家電のケンちゃんにて取り扱い開始。機能と厚みの異なる2モデル展開で、13mmモデルが税込7,800円、6.5mmモデルが税込6,480円で販売された。なお初回入荷分は早々に完売。
「MSX0」は、マイコンモジュールのM5StackにMSXエミュレータを実装したもので、懐かしのゲームをプレイしたりIoTプログラムを組むことができる。入力デバイスとしてはM5Stack Facesキーボードやゲームパッドが利用可能なところ、今回入荷した「MSX0 USB-Keyboard MBUS Stack」を使用することで、同等の機能をUSBキーボード・ゲームパッドで実現できる。
MSX0 USB-Keyboard MBUS Stack (13mm) |
MSX0 USB-Keyboard MBUS Stack (6.5mm) |
別売りの「M5 Stack USB Module with MAX3421E」と合わせて使用するStackで、「MSX0」のKEYBOARDモードおよびGAME PADモードに対応。キーボードは日本語108/109キーボードをサポートし、ロジクールのUnifyingレシーバーを用いたワイヤレスキーボードも動作確認済みとのこと。なお、ゲームパッドを使用する際はファームウェアの書き換えが必要になる。
付属するM5 USB HOST Module |
今回入荷したのは「M5 USB HOST Module」が付属した完成品のため、はんだ付け作業などの電子工作は不要。13mmモデルはMSXのジョイスティック端子を搭載し、Stack単体でもMSX仕様のジョイスティック変換として使用可能という。
なお、使用する際は「M5 USB HOST Module」が下側になるようにスタックする必要があり、誤った接続方法では「MSX0」が起動しない。また、本製品より下にスタックされるユニットはI2C/SPI端子に制約が発生するほか、「MSX0」仕様の制約から入力できない文字や複数キー入力があるとのこと。
文: 編集部 絵踏 一
家電のケンちゃん: https://www.gdm.or.jp/shop/2017/0101/193926