個人的に最近注目しているのが、USBメモリサイズのスティック型ポータブルSSDなんです。ちょうどこの間トランセンドから「ESD310C Portable SSD」が発売されたんですが、なんと最大容量の1TBモデルは早々に売り切れ。予想以上の反響にちょっとビックリしています。日和った仕入れをした過去の自分に喝ですね（笑）。

ちなみにこの手のUSBメモリ型SSDは、バッファローやアイ・オー・データ、エレコムあたりから先行で発売されています。その一方で海外では同様のタイプが珍しいらしく、特に外国人のお客さんに引きがありますね。その中にあってこのモデルは後発なわけですが、こちらはUSB Type-AとType-Cの両方を搭載したデュアルコネクタ仕様。USB OTGに対応していればスマホやタブレットでも使えるのが強みです。

そしてさすがはSSD、転送速度は最大読込1,050MB/sかつ最大書込950MB/sと高速。USBメモリなら400MB/sくらいがせいぜいですから、倍以上のスピードですね。ちょうどここにデュアルコネクタのUSBメモリ「JetFlash 930C」があるんですが、サイズはほぼコレと同じだそうですよ。

なお大きさを比べたところで価格を見比べてみると、なんとSSDの方が安いんですよ。サイズは同じでスピードは倍以上、そしてさらに価格も安いという。SSDの方はまれに古いOSで認識できない場合もあると聞いてはいますが、今後はより一層SSDの方が人気になりそうな気がします。熱の問題も特にないようですし、個人的にも使い勝手を試してみたいですね。

文： 編集部 絵踏 一
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