2023.05.30 12:00 更新
2023.05.30 取材
お次は光華商場から続く連絡通路より、お隣の「三創生活園区」へ移動。鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の大型商業施設で、建物は地上12階、地下4階建て。例えるならヨドバシAkibaに近いサイズ感で、こちらは家族連れやカップル、友人同士で買い物を楽しむ人が多く見受けられた。
2019年にオープンしたThermaltake製DIY水冷パーツの旗艦店「Thermaltake Liquid Cooling Gaming System Flagship Store」は健在。DIY水冷を組み込んだオリジナル水冷PCの販売やThermaltakeスタッフが直接指導を行うDIY水冷講座が行われている |
ASUSではスマートフォンやノートPCの実機展示のほか、ROGブランドの特設スペースも設置。ゲーミングPCの試遊や最新パーツの展示が行われていた |
入居するテナントは、ASUS、GIGABYTE、MSI、Thermaltake、Razer、Logitech(国内ではロジクール)といった日本でもおなじみのメーカーに加え、コンシューマゲーム機各種の専門ショップやガンプラ、フィギュア、アニメ関連グッズ、家電、オーディオ関連など実にさまざまなジャンルが揃う、”時間を忘れて楽しめる空間”になっている。オープンは2015年とすでに8年が経過しているが、台湾デジタルの最新に「触れて試せて買える」場所と言えるだろう。
GIGABYTEは日本でも人気のAEROシリーズを展示。台湾のプロ野球チームとコラボしているようで、中信兄弟の江坤宇内野手のパネルが展示されていた |
MSIはノートPCを中心とした品揃え。国内では取り扱いのない、リュックなどの関連グッズも販売されていた |
台湾でも人気だというRazer。最新デバイスがずらりと展示されている様子は、日本のRazerストアと似ている |
未来のプロゲーマー予備軍?にも人気のLogitech | 珍しいマイクロソフトの公式ショップ。OSやMicrosoft 365のほか、マウスなどの純正デバイスを販売していた |
PlayStation 5やNintendo Switchを扱うショップも人気。日本と異なるのが、PS5と一緒に入力デバイスが販売されている点。キーボード、マウスでゲームを楽しむユーザーが多いようだ |
「三創生活園区」の裏手から出た八徳路一段沿いとその周辺は、老舗パーツショップや飲食店がひしめく、古き良きアキバを感じさせるエリア。絶え間なく行き交う人々と、いろいろな食べ物の匂いが混ざり合い、もっとも台湾らしい場所でもある。
年季の入ったビルに掲げられたMSIの看板。ハイエンドグラフィックスカードであるSUPRIMシリーズというところが味わい深い |
ドイツのブランド「be quiet!」の看板下で売られる台湾のソウルフード「豬血糕」。しかも「msi NO.1 IN GAMING」のシールが前面に貼られているシュールな光景 |
日曜の昼下がり。買い物客で賑わう八徳路一段の近く |
休憩スペースにはGIGABYTEマザーボードの巨大看板 | タピオカを飲めばTOSHIBAのストレージ広告。いたるところでパーツ関連の広告が溢れている |
文: 編集部 Tawashi