上位モデルには5ギガビットLAN機能も搭載

Micro-Star Int’l Co.,Ltd.（MSI/本社：台湾）は、COMPUTEX TAIPEI 2023に合わせてLGA1700向け最上位チップセットIntel Z790を採用する新型マザーボード「MAX」シリーズを持ち込んだ。

今回展示されていた製品はいずれも無線LANは最新のWi-Fi 7で、有線LANは2.5ギガビットLAN、もしくは5ギガビットLANを搭載する

今回展示されていた製品はいずれもワイヤレス機能にWi-Fi 7を標準装備。第13/12世代Intel Coreプロセッサに加えて、将来的に登場する予定のCPUも見据えた設計になっているという。なお発売は全てのモデルで2023年第4四半期を想定している。

MEG Z790 ACE MAX

「MEG Z790 ACE MAX」は、今回の製品の中で唯一の最上位セグメントMEGシリーズに属するモデル。電源回路は105A SPSによるデュアル24フェーズ構成で、メモリスロットはDDR5-7600＋×4。また拡張スロット、M.2スロットともPCI Express 5.0をサポートし、ネットワーク機能はWi-Fi 7に加えて5ギガビットLANを搭載する。

MPG Z790 CARBON MAX WIFI

「MPG Z790 CARBON MAX WIFI」は、ミドルレンジセグメントMPGシリーズに属するモデル。電源回路は105A SPSによるダイレクト19フェーズ構成で、メモリスロットはDDR5-7600＋×4。また拡張スロット、M.2スロットともPCI Express 5.0をサポートし、こちらもネットワーク機能はWi-Fi 7に加えて5ギガビットLANを搭載する。

MPG Z790 EDGE MAX WIFI

「MPG Z790 EDGE MAX WIFI」も、ミドルレンジセグメントMPGシリーズに属するモデル。「MPG Z790 CARBON MAX WIFI」の下位に位置づけられる製品で、シルバーホワイトのヒートシンクを採用する。電源回路は90A SPSによる16フェーズ構成で、メモリスロットはDDR5-7200＋×4。また拡張スロットはPCI Express 5.0をサポートし、ネットワーク機能はWi-Fi 7と2.5ギガビットLANを搭載する。

MAG Z790 TOMAHAWK MAX WIFI

「MAG Z790 TOMAHAWK MAX WIFI」は、エントリーセグメントMPGシリーズに属するモデル。電源回路は90A SPSによる16フェーズ構成で、メモリスロットはDDR5-7200＋×4、ネットワーク機能はWi-Fi 7と2.5ギガビットLANを搭載する。

文： 編集部 池西 樹
Micro-Star Int'l Co.,Ltd.（MSI）： https://www.msi.com/