2023.05.31 02:25 更新
2023.05.31 取材
小さな液晶がどうしてこんなに注目されているんだろう?と不思議に思って覗いたG.SKILLブースに展示されていたのが、この「WigiDash」。どうやら普通の液晶ではないらしく、様々なシステム情報やウィジェットなどを自由に配置してタッチ操作できる、自作マニア向けなコントローラのようだ。
専用のユーティリティを使用してカスタマイズできる7型サイズかつUSB接続のコントローラで、画面には最大5×4のタイルを配置。そのタイルごとに機能や情報を割り当てて表示し、タッチで操作するといった仕組みになっている。タイルは連結してサイズを変えるといったこともできるようだ。
それらのタイルには日付や時刻、天気といったものから、CPU/GPU/メモリの動作クロックや温度などのシステム情報、タイマーなどのウィジェット、ソフトウェア起動、マクロ起動などを割り当て可能。モニタリングソフトのHWiNFOと連動し、多彩なシステム情報をズラリと並べることもできる。
また、単に数値を表示するだけでなく、グラフを重ねて表示することも可能な模様。アイコンの変更や登録も自由だ。自作マニアならデスクに1台置いておきたくなるのでは?
ちなみに画面の解像度は1,024×600ドットで、PCとはUSB Type-C to Type-Aケーブルで接続(コントローラ側がType-C)。なお現状では単なるUSB液晶として使うことはできないが、将来的なソフトウェアアップデートで対応したいとのこと。価格は未定ながら、年内の発売を予定しているという。
文: 編集部 絵踏 一/取材・撮影:池西 樹
G.SKILL International Enterprise: https://www.gskill.com/