2023.05.31 18:58 更新
2023.05.31 取材
G.SKILLとくればメモリが本職。COMPUTEX TAIPEI 2023におけるブースの入り口には、お触り現金な黄金のメモリが鎮座していた。さらに現行最速クラスのメモリも展示、極冷による強烈なオーバークロックデモも見どころだ。
豊臣秀吉の黄金の茶器が競売にかけられて話題になったのはついこの間だが、G.SKILLもラグジュアリーなDDR5オーバークロックメモリ「Trident Z Royal Elite」シリーズの新モデルを展示中だった。黄金に輝くヒートスプレッダを装備し、トップには宝石のようなデザインのARGBバーを備えている。
数ある「Trident Z」シリーズの頂点に立つフラッグシップモデルという位置付けで、最高クロックは8,000MHz以上をターゲットに調整中とのこと。グローバル市場向けに2023年第3四半期中にリリース予定という。
今回のG.SKILLブースにおける最速の製品は、8,800MHz動作に対応するモデル。デモ機の内部を確認すると「Trident Z5 Neo RGB」シリーズに属する製品のようで、タイミングがCL40-52-52-140に設定された48GBキット。現行最速クラスのクロックで動作するモデルだけに、正式リリースが待たれる。
また、会場では常設の極冷デモも実施。7.0GHz動作のCore i9-13900KとASUS「ROG MAXIMUS Z790 APEX」を組み合わせた環境にて、シングルチャネル動作ながら「Trident Z5 RGB DDR5-8000」が10,000MHzの超高クロックで動作していた。
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文: 編集部 絵踏 一/取材・撮影:池西 樹
G.SKILL International Enterprise: https://www.gskill.com/