2023.06.03 03:07 更新
2023.06.03 取材
be quiet!(本社:ドイツ)ブースでは、2016年10月に登場した「Dark Base Pro 900」以来、約7年ぶりになる最上位フルタワーPCケース「Dark Base Pro 901」が展示されていた。
マザーボードトレイを始め、ケース内部のほぼ全てのパーツを取り外すことができるモジュラー設計や、マザーボードトレイを上下逆に配置する倒立配置への対応、ワイヤレス給電機能といった人気の機能は継承されている。
マザーボードトレイは4本の固定用ネジを外すだけで着脱が可能。通常配置と倒立配置を入れ替えることができる |
一方、使用頻度が低くなっているマザーボードトレイ右側の3.5インチシャドウベイはラジエーター搭載スペースとしても使用可能。さらにフロントパネルやトップパネルはメッシュパネルへの変更も可能になるなど、イマドキのハイエンドPCに合わせて冷却性能が強化されている。
トップに実装されている2枚のプラスチック版は取り外しが可能。さらにメッシュパネルも付属する |
付属のグラフィックスカードホルダーは、通常配置ならマグネットで、倒立配置ならネジ止めで固定する |
また電源ユニットのボトムカバーの追加や、標準配置・倒立配置両対応のグラフィックスカードホルダー、タッチパネル式のファンコントローラとRGBコントローラなどのギミックが追加されている。グローバル市場向けには10月より発売が開始される予定で、価格は299.99ドル。本体カラーはブラックのみ。
ファンコントローラとRGBコントローラはタッチ式 | 電源ユニット搭載部分はボトムシュラウドでカバーされている |
また会場には420mmまでのラジエーターに対応するフロントメッシュミドルタワーPCケース「Shadow Base 800」シリーズと「Dark Base 701」シリーズも展示されていたので、簡単に画像で紹介しておこう。なおいずれも詳細スペックは現時点で公開されていない。
Shadow Base 800はカラーや搭載ファンの違いにより、現時点で5種類がラインナップ |
Dark Base 701シリーズはカラーや搭載ファンの違いにより、現時点で4種類がラインナップ |
文: 編集部 池西 樹
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