2023.06.05 13:53 更新
2023.06.05 取材
デスク型PCケース「DK」シリーズでお馴染みのLian Li、COMPUTEX TAIPEI 2023にもその最新モデル「DK-07」を持ち込んでいた。ギミック要素満載で侮れない拡張性も備えているという、要チェックなシロモノだ。
Lian Liブースにてスタッフが休憩スペース代わりに使っていた「DK-07」、デスクとしての使い心地も良好ということだろう。ちなみにPCケースとしてはE-ATXに対応する最大級(もっと大きいものは存在する)のデスク型モデルで、中央にある8mm厚の強化ガラス内部に各種パーツを組み込むことになる。
デスクには昇降機能を備えるほか、ガラス天板のスモーク/スルー切り替え機能を搭載。手元の操作ボタンで制御できる。冷温両対応のペルチェ式ドリンクホルダー(温度表示付き)やプッシュ引き出し式のUSBハブ、工具箱まで付いているという、多彩なギミック要素が楽しい。
水冷ラジエーターは、左側に最大360mm、手前側に最大360mm×2、マザーボード横に最大280mmと、かなりの数をマウント可能。ただしCPUクーラーも178.5mmまで対応するため、水冷にこだわる必要はないようだ。冷却ファンは最大11基を組み込むことができる。
グラフィックスカードは最長360mm、電源ユニットは奥行き240mmまでのATX電源に対応、ストレージ用には珍しいホットスワップ対応の3.5インチ/2.5インチベイを搭載。特異な形状ながら、ケースとしての拡張性も一級品だ。
製品としては組み立て式になっており、見た目の通りかなりの重さがある。現時点における価格や発売日は未定。
なお代理店関係者によると、国内で販売する場合は、自分で組み立てること、組み立て時の破損は自己責任であること、エレベーターがない場合の上階への輸送不可、室内に入らない場合は玄関渡しであることなど、諸々の事項に関する誓約書にサインしてもらうのが購入の前提になりそうとのこと。
文: 編集部 絵踏 一/取材・撮影:池西 樹
Lian Li Industrial Co. Ltd.: https://lian-li.com/