ATXマザーボードも搭載可能

ファンレスゲーミングPCケース「SG10」が大いに注目を集めたStreacom（本社：オランダ）ブースのPCケース第2弾は、小型PCケースを得意とするNCASEとのコラボレーションモデル「FF01」をお届けする。

展示スペースの関係で、残念ながら実機での確認はできなかったが、縦置き・横置きの2通りの設置方法に加え、下記の画像の通り6種類の構成をユーザーが用途に合わせて選択できる自由度の高さが特徴だ。

容量15.85L、本体サイズ168×255×370mmの小型サイズながら、構成次第ではグラフィックスカードは長さ360mm、電源ユニットはSFX/SFX-L/ATXに対応し、3番目の「FF-H-SC」構成では、一部使えない拡張スロットがあるなどの制限はあるものの、ATXマザーボードにも対応するという。

また外装パネルについては、展示機はトップとフロントがメッシュ、左は強化ガラス、右は無しだが、製品版のパネル構成は現在検討中で、複数のラインナップを出す可能性もあるとのこと。順調なら9月中にグローバル市場向けに発売が開始され、市場想定売価は99～119ドルとかなり意欲的な価格設定になっている。

文： 編集部 池西 樹
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