2023.06.06 11:22 更新
2023.06.06 取材
Lian Liブースでは、デュアルチャンバ構造と強化ガラスパネルを採用する人気PCケース「O11」シリーズの最新モデルが展示されていたので早速見ていこう。
今回発表されたモデルは、いずれもフロントと左サイドの強化ガラスパネルにピラーレスデザインを採用し、PCケース内部を邪魔するものなく美しく魅せることができるようになった。またマザーボードトレイの右側に用意されたラジエーター搭載スペースが後ろ側に引き出せるようになり、より簡単に着脱可能。さらにケーブルの収納カバーもマグネットで固定できるスイングドア方式に変更されている。
O11 Vision |
「O11 Vision」は、フロント、左サイドに加え、トップにも強化ガラスパネルを採用し、より見晴らしが良くなったミドルタワーPCケース。トップにラジエーターを搭載できなくなったかわりに、リアに240mmまでのラジエーターを搭載できるようファンスペースが確保されている。
主なスペックは、冷却ファンがサイド120mm×3または140mm×2、ボトム120mm×3または140mm×2、リア120mm×2、ラジエーターはサイドが360/280mm、ボトムが360/280mm、リアが240mmまで。グラフィックスカードは長さ最大455mm、CPUクーラーは高さ167mm、電源ユニット奥行き220mmまでサポートし、フォームファクタはE-ATX(幅280mm以下)/ATX/MicroATX/Mini-ITX。
本体サイズは幅304mm、奥行き480mm、高さ456.5mm、カラーはブラックとホワイトの2色がラインナップ。グローバル市場向けには2023年第3四半期より発売が開始され、価格は139.99ドル。
O11D EVO RGB |
「O11D EVO RGB」は、「O11D EVO」の後継モデル。ピラーレスデザインや、ケーブルマネジメントの他、フロントに実装されたLEDラインがトップとボトムの2箇所に変更されている。
主なスペックは、冷却ファンがトップ120mm×3/140mm×2、サイド120mm×3または140mm×2、ボトム120mm×3または140mm×2、リア120mm×1、ラジエーターはトップが360/280mm、サイドが360/280mm、ボトムが360/280mmまで。グラフィックスカードは長さ最大453mm、CPUクーラーは高さ167mm、電源ユニット奥行き220mmまでサポートし、フォームファクタはE-ATX(幅280mm以下)/ATX/MicroATX/Mini-ITX。
本体サイズは幅290mm、奥行き478mm、高さ471mm、カラーはブラックとホワイトの2色がラインナップ。グローバル市場向けには2023年第4四半期より発売が開始され、価格はブラックが169.99ドル、ホワイトが179.99ドル。
「O11D EVO XL」は、「O11D XL」をベースにしたフルタワータイプのPCケース。マザーボードトレイの左側にはオールインワン型水冷ユニットだけでなく、専用マウンタを使いグラフィックスカードも搭載することができるよう設計されている。
主なスペックは、冷却ファンがトップ120/140mm×3、サイド120/140mm×3、ボトム120/140mm×3、リア120mm×2、ラジエーターはトップが420/360mm、サイドが420/360mm、ボトムが420/360mmまで。グラフィックスカードは長さ最大460mm、CPUクーラーは高さ167mm、電源ユニット奥行き220mmまでサポートし、フォームファクタはE-ATX(幅280mm以下)/ATX/MicroATX/Mini-ITX。
本体サイズは幅304mm、奥行き522mm、高さ531.9mm、カラーはブラックとホワイトの2色がラインナップ。グローバル市場向けには2023年第3四半期より発売が開始され、価格はブラックが234.99ドル、ホワイトが244.99ドル。
文: 編集部 池西 樹
Lian Li Industrial Co. Ltd.: https://lian-li.com/