2023.06.06 12:21 更新
2023.06.06 取材
Lian Liは、COMPUTEX TAIPEI 2023に合わせて、デスク型PCケース「DK-07」やピラーレスデザインの「O11」シリーズに加え、完全新作のミドルタワーPCケース「SUP 01」を持ち込んだ。
ロングタイプのライザーカードを使い、フロントパネルの裏側にグラフィックスカードを搭載するユニークな設計が特徴。フロントパネルはメッシュ仕様のためフレッシュな外気を取り込んで、効率よくグラフィックスカードを冷やせる他、VGAクーラーのファンに実装されているLEDイルミネーションが透過するよう配慮したという。
またマザーボードトレイを使いケース内部を分割するデュアルチャンバ設計を採用。右サイドパネルは全面メッシュパネルで、360mmまでのラジエーターと3基の120mmファンを搭載でき、ケース内の暖気を強制的に排出できるよう設計されている。
拡張スロットは7+4段を搭載しているが、7段分はミドルタワーPCケースでは珍しいロープロファイルまでの対応になる点には注意が必要。CPUクーラーは全高83.2mm、グラフィックスカードは長さ382mm、電源ユニットは奥行き220mmまで。対応フォームファクタはATX、MicroATX、Mini-ITX、本体サイズは幅212mm、奥行き403.45mm、高さ523.8mm。
グローバル市場向けには203年第4四半期から発売が開始され、市場想定売価は144.99ドル。なお同行した代理店関係者に確認をしたところ、国内でも発売する予定があるとのこと。
文: 編集部 池西 樹
Lian Li Industrial Co. Ltd.: https://lian-li.com/