2023.06.06 13:22 更新
2023.06.06 取材
ESSENCORE(本社:香港)が展開するKLEVVブランドのブースでは、2023年第3四半期にも国内発売を予定しているDDR5メモリ「CRAS V RGB」シリーズが展示されていた。
メモリクロックは6,000~8,600MHzまでラインナップされる予定で、メモリチップにはオーバークロック耐性に定評のあるSK hynix Aダイ採用。担当者によれば8,000MHz以上の高クロックモデルは、マザーボードだけでなくCPUの選別も必要になるが、市販されているメモリの中では間違いなく最高クラスの性能を発揮できると自信を見せていた。
ブースに記載されていた「CRAS V RGB」のスペック表では8,000MHzまでになっているが、実際には8,600MHzのモデルも用意される |
さらに以前詳細検証をお届けした「CRAS XR5 RGB DDR5」にも、8,000MHzまでの高クロックモデルが追加される予定。
またKLEVVブランドでは、PCI Express 5.0(x4)接続のSSD「CRAS C950 M.2」も開発が進行中。Phison E26コントローラと3D TLC NANDフラッシュを採用するおなじみの構成で、容量は4TB、2TB、1TBの3モデルがラインナップ。転送速度はシーケンシャル読込が最高12,000MB/s、書込11,000MB/sで、現在は放熱などのテストを行っており発売は今年末になる予定。
PCI Express 5.0(x4)接続のNVMe M.2 SSD「CRAS C950 M.2」は登場までもう少し時間がかかりそうだ |
なおブースではブラックとホワイトの2色のヒートシンクが用意されていたが、製品版ではどちらか一方になるとのこと。
文: 編集部 池西 樹
KLEVV: https://www.klevv.com/kjp/main.php