フレーム以外は組み立て式

Cooler MasterやIn Winなど、今年のCOMPUTEXではいわゆる組み立て式のPCケースが多く展示されているが、Deepcoolからも内部をユーザーが組み立てるフルモジュラー仕様のPCケース「MORPHEUS」が登場した。

内部構造は完全に組み立て式で、2種類のリアパネルを使い、シングルチャンバとデュアルチャンバを選択できる

フレーム自体は完成した状態で付属するものの、リアパネルやマザーボードトレイ、ボトムシュラウドなど、それ以外のパーツは完全に組み立て式。またリアパネルは2種類付属し、内部構造は標準的なシングルチャンバと、グラフィックスカードの垂直設置に最適なデュアルチャンバをユーザーが好みに合わせて選択することができる。

一般的なシングルチャンバ構造では、電源ユニット部分にボトムシュラウドを備える

グラフィックスカードは最長480mmまで、CPUクーラーは高さ195mm（シングルチャンバ構成時）までサポートし、ラジエーターはデュアルチャンバなら最大で420mmサイズを3台まで搭載することができる。

デュアルチャンバ構造では、電源ユニットはマザーボードトレイの裏側に配置

搭載できる数に違いはあるがいずれの構成でも420mmまでの大型ラジエーターに対応する

カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色展開で、ブースに展示されていたグリーンの内部パーツについては現時点で製品化の予定はなし。本体サイズは実測で幅約250mm、高さと奥行きは約550mm。また価格や発売時期については現時点で未定。

文： 編集部 池西 樹
Deepcool Industries： https://www.deepcool.com/