2023.06.06 19:13 更新
2023.06.06 取材
Cooler Master Technology(本社:台湾)本社で行われたメディア向け発表会にて、ノートPC用のマザーボードを搭載して超薄型PCを組み上げることができるユニークなPCケース「FRAMEWORK MAINBOARD CASE」が展示されていた。
モジュラー式のノートPCを手掛けるFrameworkと共同開発した製品で、ノートPCをアップグレードした後に余ってしまうマザーボードをデスクトップPCとして使えるようにするもの。元々Frameworkでは、3Dプリンタ用のPCケースデータを配布していたが、Cooler Masterの協力により、美しいプラスチック製ケースが販売されることになったワケだ。
FrameworkのノートPC用マザーボードでは、USBポートや、HDMI/DisplayPortといったディスプレイ出力ポートなどはいずれもモジュラーカードとして販売されているが、「FRAMEWORK MAINBOARD CASE」にはモジュラー用のスロットが4ポート用意され、ユーザーが必要に応じて変更することができる。
さらにケースには100×100mmサイズのVESAマウンタ用のホールも用意されており、液晶ディスプレイの背面に取り付ければ設置スペースも最小限に抑える事ができる。なおFrameworkの直販サイトではすでに販売が開始され、価格は39ドル。
文: 編集部 池西 樹
Cooler Master Technology: https://www.coolermaster.com/