2023.06.07 12:20 更新
2023.06.07 取材
多数のキャラクター・オブジェクト表示を特徴とする、ファミコンの新作シューティングゲーム「OVER OBJ(オーバーオブジェ)」が家電のケンちゃんにて販売されている。サークルLITTLE SOUNDによる同人ゲームで、価格は税込7,500円。
2D縦スクロールの弾幕系シューティングゲームで、特殊な方法を用いて通常の2倍のキャラクターを表示している。ファミコンのゲームとは思えないほど、多数の敵や弾などのオブジェクトが画面中を乱舞するのが特徴で、同店の原田氏いわく「なかなか遊びごたえがある難易度」とのこと。
自機を操作してステージを進め、最後のボスを破壊するとステージクリア。全6面のステージが用意されている。
なお、多数のキャラクター表示のために「一般的でないプログラムを使用」していることから、機種によってはチラつきなどプレイに支障をきたす画面の乱れが発生する場合がある点には注意が必要だ。
サークルによると、純正ファミコン(四角ボタン/前期/後期/AV)や互換機のレトロフリークは「正常に動作する事を確認」、携帯互換機「8ビットポケット(プラス)」や中華系互換機は「何とか遊べるが画面が乱れる」、ツインファミコンは「未確認だが動作が厳しい」(CPUにバグを抱えた物があるため)とされる。
このため、ゲームには正常に表示できるかを確認可能なテスト画面が用意されており、点滅の有無によりプレイ時にチラつきや残像が発生するかどうかを判別できる。
正常に表示されている純正ファミコンによるテスト画面。表示された四角形が点滅している場合は、プレイ中に画面が乱れることがある |
文: 編集部 絵踏 一
家電のケンちゃん: https://www.gdm.or.jp/shop/2017/0101/193926