2023.07.19 08:00 更新
2023.07.19 取材
スマートフォンと連携した着信やアプリ通知だけでなく、最近では脈拍や心拍、睡眠状態やストレスレベル測定といったヘルスケア機能も充実しているスマートウォッチ。ただし、ヘルスケア機能を有効活用するには、寝るときもずっと装着している必要があるわけで抵抗があるという人もいるでしょう。そんな人にオススメなのが今回紹介するスマートリング「Iris smart ring」です。
これまでも同様のコンセプトのスマートリングはいくつか登場していますが、センサーを内蔵するためどうしても大きくなりがちで、見た目や装着感が犠牲になっていました。しかし、「Iris smart ring」では、特許を取得した最新の超小型センサーを搭載することで一般的な指輪とほぼ変わらないスリムなデザインを採用しており、違和感なく快適に装着できるようになっています。
また医療基準を満たす6基の高性能なPPGセンサーと18灯のLEDを組み合わせることで、心拍数や心拍変動、血中酸素濃度などの情報を正確に測定可能。さらに呼吸数、体温、睡眠状態、ストレス状態、消費カロリー、歩数などのデータも取得できます。また今後のアップデートによって、血圧や妊孕性モニター機能も追加される予定です。
もちろんこれらのデータは専用のアプリケーションで確認できるため、いち早く体の異常に気がつくことができる他、データを元に生活習慣や運動などのアドバイスも受けられるため、生活習慣病の予防にも役立つでしょう。
そして常に装着するアイテムということで気になるバッテリ駆動時間ですが、現時点で最大3日間の連続駆動に対応し、今後のファームウェアアップデートでさらに延長される予定。充電時間も20~40分と短いことから、バッテリ切れの心配はなさそうです。さらにリングは水深最大100mまでの防水仕様なので、入浴時や水泳時でもつけっぱなしにしておくことができます。
製品ラインナップはゴールドとシルバーの2色のメタルモデルと、ブラックの樹脂モデルの計3モデル。元々はKickstarterでキャンペーンが実施され当初の目標の622%を達成し、プロジェクトは成功。現在はIndiegogoで先行予約が開始され、価格は214ドルから。なお発送は2023年12月になる予定です。
文: 編集部 池西 樹
Indiegogo: https://www.indiegogo.com/