2023.07.19 18:12 更新
2023.07.19 取材
GDDR6 16GBのビデオメモリを実装する、GeForce RTX 4060 Tiの新バリエーションが解禁。その第一弾モデルとなる「GeForce RTX 4060 Ti 16GB JetStream OC」(Palit NE6406TU19T1-1061J)がPalitから登場し、ドスパラ秋葉原本店にて本日から販売が開始されている。価格は税込88,800円。
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他メーカーの製品は来週以降に発売される見込みのため、Palitは単独の一番手。さらに発売されたのは、現時点でリリースされている製品群の中でも最安モデルにあたる。
ただしメモリ8GB版とは3万円近い価格差があるほか、上位GPUであるGeForce RTX 4070搭載モデルの方が安価に購入できる(同じPalit製品の最安モデルは税込87,500円)など、価格設定から苦戦は免れないであろう情勢。実際に店員からも「GeForce RTX 4070より高いというのは、さすがに厳しい」との声が聞かれた。
なお発売された「GeForce RTX 4060 Ti 16GB JetStream OC」のスペックは、ベースクロック2,310MHz、ブーストクロック2,595MHz、メモリスピード18Gbps、ビデオメモリGDDR6 16GBというもの。GPUとVRAM両方をカバーするウルトラワイドの銅製ベースを採用し、全体で2.5スロットを占有する大型の3連ファンクーラーを装備している。
文: 編集部 絵踏 一
ドスパラ秋葉原本店: https://www.gdm.or.jp/shop/dos-akiba/