デュアル2.5G LANやSlimSASを搭載

Intel W680チップセットを採用するワークステーション向けLGA1700マザーボード「PRO WS W680-ACE IPMI」がASUSから発売開始。販売価格は税込69,800円。

第13/12世代Intel Coreプロセッサをベースにしたハイエンドワークステーションを構築できるATXマザーボード。製品にはASPEED「AST2600A3-GP」やD-Sub出力、BMC専用ギガビットLAN、8ポートのファンピンヘッダを備えたIPMI拡張カードが付属し、リモートでシステムの管理を行うことができる。

またECC対応のDDR5メモリスロットや、Intelチップによるデュアル2.5ギガビットLAN、PCI Express 4.0(x4)接続に対応するSlimSASポート、マルチグラフィックス環境を構築できる2本のPCI Express 5.0(x16形状)スロットなどを備える。

ストレージインターフェイスはSlimSASの他、M.2（PCI Express 4.0×4）×3、SATA 3.0×4を備え、オーディオはRealtekチップによる7.1chサラウンドサウンドに対応。またワイヤレスカード用のM.2スロットも用意されている。

取材時点で入荷を確認したのはパソコンSHOPアーク、オリオスペック、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.、パソコン工房 秋葉原本店。なおワークステーション向けのマザーボードは一定のニーズがあり、発売した週の週末に売り切れることが多い（某ショップ店員談）とのこと。また一度売り切れになると次回入荷までに時間がかかる事が多いため、欲しい人は早めに購入したほうがいいだろう。

文： 編集部 池西 樹/取材・撮影：ウエムラ
ASUS JAPAN株式会社： https://www.asus.com/jp/