2023.08.18 11:18 更新
2023.08.18 取材
MSXバスの状態をモニタリングできる「MSXバスモニタカートリッジ基板」が家電のケンちゃんにて販売されている。技術系サークルProject Cによる同人ハードウェアで、販売価格は税込11,800円。
実動デモの様子(カートリッジケースは別売り) |
MSXカートリッジの信号ラインから、バスの状態をLEDで視覚化できるというモニタリング用の基板。カートリッジスロットを搭載しており、MSXのスロットを塞がずにモニタリングできる。
アドレスバス(16bit)とデータバス(8bit)、コントロールバス(カートリッジに出ている信号)の状態をモニタリング可能。LEDとバスはバッファICで分離されているため、バスに影響を与えることなく動作する仕様になっている。また、DRAMリフレッシュ時にデータバス・アドレスバスのLED点灯を抑制できる切り替えスイッチも備えている。
なお、「消費電力の大きいものやカートリッジの物理形状によっては、取り付けられないまたは正常に動作しない場合がある」とのこと。
そのほか、基板にはコナミ仕様のカートリッジケースに対応する取り付け穴を完備。Illegal function call製の「加工済カートリッジケース」に取り付けることができる。通常のカートリッジケースを取り付ける場合は、(基板が大きいため)上部に加工が必要。
文: 編集部 絵踏 一
家電のケンちゃん: https://www.gdm.or.jp/shop/2017/0101/193926