2023.08.23 08:00 更新
2023.08.23 取材
ガラス容器さえあれば手軽に始められることから人気の“コケテラリウム風デザイン”が印象的な空気清浄機「Moss Air」のプロジェクトがKickstarterにて開始されています。
卓上にも置ける幅75mm、奥行き110mm、高さ251mmのコンパクトな空気清浄機で、フィルターにほんもののコケを使用しているのが特徴です。説明によればコケは一般的な木や草に比べて遥かに効率的に二酸化炭素から酸素を作り出すことができ、省スペース化にはピッタリの存在ということです。
さらに微細な塵を除去する高い浄化作用を備えているため、空気をキレイにすることが可能。またコケから発せられるさわやかな香りによる、リラックス効果も期待できます。
そして実際の植物ということで、世話の手間が気になる人もいるでしょうが、コケのメンテナンスに必要なのは定期的な水やりだけ。「Moss Air」には、空気を加湿する効果のある「Humidifier Mode」に加えて、定期的にコケにミストを噴射する「Terrarium Mode」が実装されているため、水タンクを補充するだけで、その他の面倒な作業は一切必要ありません。
「Humidifier Mode」と「Terrarium Mode」の切り替えは上部にある磁気ボールを動かすだけ |
もちろんフィルターは取り外しができるため、万が一コケを枯らしてしまった場合でも安心です。また本体には1,600mAhのバッテリも内蔵されていて、電源のないところでも最大8時間の連続運用ができます。
コケフィルターは交換も可能 |
そんな「Moss Air」のプロジェクトですが、締切は2023年9月3日まで。すでに目標額を達成していて、製品化が決まっています。なお30%割引の超早割はすでに終了しており、現時点では20%割引の79ドルから購入することができます。
文: 編集部 池西 樹
Kickstarter: https://www.kickstarter.com/