2023.09.05 18:35 更新
2023.09.05 取材
神田明神通り沿いにて、テナントが退去したままになっていた複数のビルが解体されることになった。「(仮称)千代田区外神田3丁目計画解体工事」という名称にて、近く解体工事が開始される。
解体工事が行われるのは、箸勝本店ビルと「まちキャラ トレカ館」がある倉田ビルの間にある複数のビル。
かつて「もんきーねっと 秋葉原店」や「もんきーそふと 秋葉原店」があったモンキータウンビル、「フードショップ ワタベ 秋葉原店」があったワタベビル、喫茶店の「伊万里」があった明芳ビル、「アソビット アウトレット シティ」があったアソビットビル、通りの裏手にあるラオックスビルが解体される。
【関連記事】神田明神通りの「もんきーねっと 秋葉原店」と「もんきーそふと 秋葉原店」が来週末で閉店(2021.09.13 12:24 更新)
いずれも入居するテナントが退去してからしばらく動きのなかったエリアで、解体工事の工期は2023年10月2日~2024年4月30日まで。
ちなみに近隣ショップでも一連の解体工事の件は話題になっており、「アキバの中心に近い割にはシャッター通りの状態が長かったので、新しくなるのは歓迎」「隣のオリンピック跡地も空きが続いているので気になっている」「ひょっとしてまたホテルになるのでは?」など、様々な声が聞かれた。
なお解体工事は、住友不動産秋葉原ファーストビル(石丸本店跡地)や住友不動産秋葉原ビル(ベルサール秋葉原)などを建設した住友不動産が事業主になっている。
文: 編集部 絵踏 一/取材・撮影:ウエムラ