2023.09.22 08:30 更新
2023.09.22 取材
ベンキュージャパン株式会社(本社:東京都千代田区)は、東京ゲームショウ 2023に合わせて、4K解像度に対応するゲーミングプロジェクター「X Series」計3機種を発表した。いずれも年内発売予定で、価格は現在調整中。
いずれもゲームジャンルに合わせて映像とサウンドを最適化する「ゲームモード」や、ゲームごとに最適化したカラー設定をPCから読み込むことができる「SettingXChange」、映像入力を切り替えたときに連動して自動的に映像モードとサウンドモードを切り替えることができる「オートゲームモード」などの機能を搭載。またAndroid TV機能を備え、Netflixも単体で再生することができる。
今回発表された3モデルはいずれも単体でNetflixを再生することができる |
リフレッシュレートは4K解像度が60Hz(応答速度16.7ms)、WQHD解像度が120Hz(同8.3ms)、フルHD解像度が240Hz(4.2ms)、投写方式は単板DLP、光源はLEDで、台形補正機能を備える。
X3100i |
「X3100i」は、3,300ANSIルーメンに対応する最上位モデル。画面サイズは60~180型、色域はDCI-P3カバー率100%、スピーカー出力は5W×2、本体サイズは幅272mm、奥行き259mm、高さ197mm、重量約6.6kg。
X500i |
「X500i」は、2,200ANSIルーメンに対応するミドルレンジモデル。画面サイズは60~120型、色域はRec.709カバー率95%、スピーカー出力は5W×2、本体サイズは幅366mm、奥行き244mm、高さ118mm、重量約3.8kg。
X300G |
「X300G」は、家の中での持ち運びを想定したコンパクトモデル。輝度は2,000ANSIルーメン、画面サイズは60~120型、色域はRec.709カバー率95%、スピーカー出力は8W×2、本体サイズは幅211mm、奥行き182mm、高さ179mm、重量約3kg。
液晶ディスプレイの新モデルはなかったが、残像感を軽減する「DyAc」の最新バージョン「DyAC 2.0」のデモが実施されていた。従来の「DyAc⁺」に比べて、鮮明度が向上している他、外縁部では効果が弱くなるという欠点も解消されているという |
文: 編集部 池西 樹
ベンキュージャパン株式会社: https://www.benq.com/ja-jp/index.html