2023.10.18 11:38 更新
2023.10.18 取材
2023年10月17日22:00、開発コードネーム「Raptor Lake-S Refresh」こと、Intelの最新メインストリーム向けCPU「14世代Intel Coreプロセッサ」の国内発売が解禁。予定通りTSUKUMO eX.とパソコン工房 秋葉原本店では夜間販売が実施された。
第13世代Intel Coreプロセッサのアップグレードモデルにあたる製品で、基本的なコア構成やアーキテクチャはそのままに、動作クロックが向上。最上位モデルのCore i9-14900K/KFでは、「スペシャルエディション」としてリリースされたCore i9-13900KSと同じく、最高6GHzという高クロック動作に対応する。またCore i7-14700K/KFでは、Eコア数も8コア→12コアに拡張され、マルチスレッド性能は最大で18%向上しているという。
Core i9-14900K/KFは、通常モデルながら最高クロックが6GHzに達する |
第1弾モデルとして発売が開始されたのは24コア/32スレッドのCore i9-14900K(税込109,800円)、Core i9-14900KF(税込105,800円)、20コア/28スレッドのCore i7-14700K(税込78,800円)、Core i7-14700KF(税込74,800円)、14コア/20スレッドのCore i5-14600K(税込59,800円)、Core i5-14600KF(税込55,800円)の計6モデル。いずれも倍率ロックフリーの「K」シリーズの製品で、CPUクーラーは別売りになる。
夜間販売ではCore i9-14900Kが一番人気だったが、店員からはEコア数が増えたCore i7-14700K/KFを推す声が多かった |
ちなみにTSUKUMO eX.とパソコン工房 秋葉原本店で行われた深夜販売では、合計12名が購入していたが一番人気はCore i9-14900K。店員からは「最上位が売れるあたりは深夜販売に買いに来る熱心なユーザーらしい売れ方」との声が聞かれた。また今後の売れ筋はCore i7-14700Kになるだろうとの意見が大多数だ。
深夜販売が行われたTSUKUMO eX.とパソコン工房 秋葉原本店の他、パソコンSHOPアーク、オリオスペック(Core i9-14900Kのみ)、ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館、ツクモパソコン本店、ドスパラ秋葉原本店でも18日の開店に合わせて発売開始。いずれも在庫は潤沢で、すぐに売り切れる心配はないだろう。
TSUKUMO eX.、パソコン工房 秋葉原本店とも長い行列はできず、商品の引き渡しはスムーズに行われていた |
なお第14世代Intel Coreプロセッサのパフォーマンスについては、以下のレビューを合わせて参照してほしい。
文: 編集部 池西 樹/取材・撮影:Tawashi
Intel: https://www.intel.co.jp/