2023.10.25 08:00 更新
2023.10.25 取材
キーボードとマウスの組み合わせでゲームをプレイしている人にとって注目の左手コントローラ「Hex Evo」のプロジェクトがIndiegogoにて進行中です。
コンシューマゲーム機で一般的なゲームパッド(コントローラ)に比べて、マウスによる精密な操作と、多くのキーによる多彩なカスタマイズができるキーボード&マウスの組み合わせですが、操作するキーが多くなるため入力ミスが発生したり、特殊なコマンドでは、入力するキーの位置が“WASD”のポジションから遠く、入力が遅れてしまうというデメリットがあります。
そんな不満を解消するべく開発されたのが「Hex Evo」です。本体には上下左右ボタン、2つのトップボタン、サイドボタンの7つのボタンと、アナログスティックのみが搭載されているシンプルな構成ながら、ボタンの組み合わせや加速度センサーによって最大22個のキーをマッピングして入力することができます。
さらに専用ユーティリティを使えば「SHIFT」「CTRL」との同時押しや、マクロの登録もでき、キーボードでできることは「Hex Evo」でほぼ実現可能。また設定内容は内部メモリに保存されるため、外出先でも同じ操作を再現することができます。
接続はBluetoothに比べて遅延が少ない2.4GHz帯(専用ドングル)で、カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色がラインナップ。また故障しやすいジョイスティックをはじめ、メイン基板、バッテリともモジュラー式のため、故障した場合でも簡単に交換することができます。
そんな「Hex Evo」ですが、すでにプロジェクトは成立しており、現時点では25%割引の89ドルから出資することができます。なお製品の出荷は2024年8月から開始される予定です。
文: 編集部 池西 樹
Indiegogo: https://www.indiegogo.com/