2023.10.30 10:43 更新
2023.10.30 取材
加速度センサーを使用した技術系サークル「PRIORIS」による地震観測機器「EQIS-1(ソフト書き込み済み完成品)」が家電のケンちゃんにて取り扱い開始。OLEDカラーの色が異なる「OLED青」と「OLED白」の2タイプがあり、いずれも税込8,580円で販売されている。
加速度・ジャイロセンサー基板に、(Raspberry Pi Picoと同じ)RP2040チップを使用した小型マイコンボードのSeeed XIAO RP2040とOLEDを実装し、専用ケースに格納した地震観測機器。地震の揺れを検知すると内蔵センサーにより震度を計算し、現時点の震度と直近の最大震度をOLEDに表示してくれる。
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ハードウェアとしては8月末に発売された地震計開発キット「EQIS-1」と同一ながら、地震計として機能するためのオープンソースソフトウェア(ライセンス取得済み)の製造時点における最新版が書き込み済みになっている。
サークルによると、「製品に含まれる特許4229337号、特許5946067号の仕組みは防災科学技術研究所および各特許権者とのライセンス契約に基づいて使用している」とのこと。「EQIS-1」が発売された際はユーザーがソフトウェア(または自作のプログラム)を書き込む必要があったところ、今回発売された完成品は購入してすぐに地震観測機器として使用できる。
なお、電源はType-C端子経由でのUSB給電。また、入荷した製品は動作確認済みで販売されている。
文: 編集部 絵踏 一
家電のケンちゃん: https://www.gdm.or.jp/shop/2017/0101/193926