デュアル4K対応のHDMIや2.5ギガビットLANなども搭載

次に来るモノのネタを探すため、Kickstarterを巡回していたところ、ちょっと気になるアイテム「HiDock」を見つけました。パッと見た感じはオンライン会議などで使用するスピーカーフォンのようですが、AI機能「ChatGPT」に対応しているのだとか。

これにより、オンライン会議中の会話を自動的にテキスト化できるのはもちろん、冗長になりがちな会議の内容をまとめて要約を作成したり、気になる会話をマークして重要な情報を抽出。カレンダーへのスケジュール登録などが全て自動で行うことができます。ちなみに会話の内容はChatGPTモデルのトレーニングには利用されないように設定されているため、セキュリティ面も安心です。

また自分だけでなく相手側のバックグランドノイズも効率的に除去する「Bi-directional Noise Cancellation」（BNC）機能を備え、周囲の環境に関係なくクリアな音声でオンライン会議が可能。さらにオプションの「HiDockイヤホン」を使えば、デスクから離れた状態でもオンライン会議を継続できるということです。

接続インターフェイスはUSB Type-CとBluetooth 5.2に対応し、PCだけでなくスマートフォンでの会話にも対応しています。

また本体には2.5ギガビットLANや、最大4K/60Hzに対応するHDMI 2.0×2、SDカードスロット、microSDカードスロット、USB Type-C×3、USB Type-A×3、100W/18WのUSB PD機能などを備え、インターフェイスが制限されるモバイルノートPCのドッキングステーションとしても力を発揮してくれることでしょう。

さてそんな「HiDock」のプロジェクトですが締切は12月9日（土）までで、すでに目標金額を達成しています。なお現時点では37％割引の189ドル（約28,000円）からのプランを選択することができます。

文： 編集部 池西 樹
kickstarter： https://www.kickstarter.com/