折りたたみスマートフォンって、いまはまだ過渡期的なガジェットだと思っていたんですよ。そんなわけで個人的には使ったことがなかったんですけど、そんな私がコレはいいな！と気に入ったモデルが「OPPO Find N3 5G」。10月に発表されたばかりの最新端末で、これまで折りたたみスマホのネックだった部分が見事に改善されているんです。

最新モデルとあってSoCはSnapdragon 8 Gen 2、メモリも16GBとスペックは一級品。展開すると7.82インチになるQXGA+の有機ELディスプレイは2,800nitと超明るくて120Hz駆動に対応、閉じた状態で使えるカバーディスプレイも同じスペックになっています。

そして特にスゴイのは、ハッセルブラッドが監修している4,800万画素+6,400万画素+4,800万画素構成の3眼カメラ。折りたたみスマホは機構的に制約が多いので、カメラ性能が弱いモデルがほとんどなんです。ところがコレは「Xperia 1 IV」と同じソニーの高性能センサーを積んでいて、光学3倍望遠に対応しているというから驚き。カメラ好きな人も納得できる、キレイな夜景が撮れると思います。

それに折りたたみスマホって、とにかくゴツくて重くなりがちなところ、スリムですごく軽いところもイチオシのポイント。こんなに厳ついカメラを積んでるのに、持ってみると驚くほど軽いんです。（これは他の最新モデルもそうですが）折りたたみのメインディスプレイは折り目が目立ちにくくて、ヒンジが優秀なので開け締めもスムーズ。折りたたみスマホの弱点をことごとく克服した、優秀な端末だと思います。唯一のネックは、プレミアムすぎるお値段ですね（笑）。

文： 編集部 絵踏 一
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